Gタンパク質連結(共役)型受容体(G-protein coupled receptor)②
この記事の続き。
③効果器が活性化(効果器が酵素反応を行う)し、
④シグナル伝達反応が起こる。
【③効果器の活性→④シグナル伝達反応】
→αサブユニットは他の酵素の活性を修飾する。
効果器の例1)アデニル酸シクラーゼ(adenylate cyclase)を活性化→cAMPが産出。
→これを活性化するαサブユニット【Gs(stimulatory)】
→これを抑制するαサブユニット【Gi(inhibitory)】
アデニル酸シクラーゼ→効果器(effector)
Gタンパク質→トランスデューサー(transducer)
cAMP→セカンドメッセンジャー(second messenger)
効果器の例2)ホスホリパーゼC(phospholipaseC;PLC)
→後日かく。
【Gタンパク質が活性から不活性に戻るところ】
①標的タンパク質が活性化したαサブユニットによって活性。
②GTPをGDPに加水分解する(αサブユニット自体がGTPase活性を持っている。)
③不活性型Gタンパク質に戻る。
【関連ワード】
・加水分解(hydrolysis)
→反応物が水と反応し、分解される現象。