収縮前の心筋の長さが長い程、収縮力が強くなる現象。
心臓における血液が多量になる→心室壁が引き伸ばされる
→心筋の長さも大きくなる→収縮力が強くなる。
交感神経(sympathetic)系が心筋の収縮力を増加させる。
→交感神経系の働きは「fight or flight(闘うか逃げるか)」
→恐怖・激怒・興奮の状態に作用する。
【関連ワード】
・心筋(cardiac muscle)
→心臓を構成する筋肉。
・交感神経(sympathetic)系
→副交感神経系とで自律神経系を成している。
自律神経系では、随意的な制御が困難な腺における分泌や、
平滑筋、心筋などをコントロールしている。