点突然変異(point mutation)②
今回は点突然変異のパターンについて。
①ナンセンス変異(nonsense mutation)
→塩基が置き換わり、アミノ酸のコドンが変化→終止コドンに変化、
→短いポリペプチド鎖が出来る→もとのタンパク質の機能がなくなる。
②ミスセンス変異(missense mutation)
→塩基が置き換わり、アミノ酸のコドンが変化→ほかのアミノ酸をコードするよう変化
→タンパク質の性質が変わるが、大きな差は生じない。
③同義変異(synonymous mutation)
→塩基が置き換わり、アミノ酸のコドンが変化→コードするアミノ酸に変化がない
→塩基だけが変化。
④サイレント変異(silent mutation)
→同義変異+ミスセンス変異。